目次
我が家には年子の子供たちがいます。
平成の終わりに産まれた長男と、令和の始まりに生まれた次女。
そんな我が家の年子の子どもたちの子育てについてお話ししたいと思います。
🌱妊娠中の生活🌱
妊娠検査薬では、陰性?
長男の出産後、生理が再開したのは生後3ヶ月くらいの時でした。(私は母乳の出がそんなに良くないこともあり、生理再開はいつも早いのです)
産後の睡眠不足などもあり、まだ生理が不安定なのかな?と思っていましたが、
お腹が異様に空いたり、腰がズーンと重かったり、若干の気持ち悪さを感じていた私が、「もしかして妊娠しているのかもしれない」と思いました。
そして、妊娠検査薬をすることに。
検査薬に尿をかけて3分ほど待っても、「妊娠」の判定は出ませんでした。
「妊娠してなかったんだ・・・。」と思い、検査薬はそのままトイレに置いておきました。
そして、その1時間後。
用を足そうと思ってトイレへ入ったところ、先ほどの妊娠検査薬に「陽性」のラインが入っていました。
驚き&喜びでした。
本来であれば、半年後に養護教諭の仕事に復帰する予定だったため、育児休暇をとりあえず1年延長してもらうよう、学校へ連絡しました。
妊娠中の生活は
3人目の子を妊娠中の時は、長男が8ヶ月の時。
そう。自我が出始めてきた時です。
長男は小さい時から意思が強く、色々なことを泣いて訴えていました。
イヤイヤ期突入とともに妊娠発覚でした。
私は、お腹の中の子は無事に育ってくれていると信じ、お腹を愛でる余裕すらなく、長男(そして長女4歳)のイヤイヤ期に向き合っていました。
妊娠中も抱っこ紐を使用
長男は1日の中で何度も癇癪を起こすことが多かったです。
そんな時は抱っこ紐でおんぶすると落ち着くことが多かったです。
なので必然的に、長男を抱っこ紐でおんぶする時間が多かったです。
そして、その生活は実は妊娠してからも続いていたのです。
本当であれば、妊娠中に抱っこ紐は使用してはいけないと思います。
しかし、頼る親も近くに住んでいなければ、一時保育やファミサポもない地域にいた私は自分で何とかするしかありませんでした。
その結果、妊娠中であっても長男が癇癪を起こしている間は抱っこ紐をするという構図が出来上がっていました。
もちろん、お腹の位置に紐はこないように紐の位置をずらし、長時間抱っこはせずにおんぶしたままソファーに座ったりして体に負担がをかけないようにしていました。
出産するその日まで。
長男(と長女)に手がかかり、3人目のことを気に掛けられない生活を送っていました。
特に、妊娠中トラブルもなかったので、本当に親孝行な胎児でした。(本当にありがとう。一生懸命お腹の中で育ってくれていたんだね。)
🌱いざ出産🌱

次女は、驚異のスピード出産。(本格的な陣痛が来てから10分ほど。りきみ2回で生まれる)
ここでも、私の負担を軽くしてくれた次女。
病院にいるときは、日中はゆっくり穏やかな2人だけの時間を過ごし、
夜寝る時は、毎晩ナースステーションに次女を預かってもらっていました。
これから家に帰った生活を考えると怒涛の日々が過ぎていくと思ったので、私自身たくさん助産師さんに甘えさせてもらい、少しでも体力を温存しておくよう努めました。
そして、里帰り出産だったのですが、旦那が私の実家に泊まり、長男や長女の面倒を見てくれていました。
いざ退院。私の実家に帰りました。
家へ帰ってからもよく眠り、大人しいあかちゃんでした。
手がかかるのは、もちろん長男。
ずっと私が入院して離れ離れになっていたから、長男の甘えたい欲は爆発していました。
そりゃそうですよね。長男もその時まだ1歳4ヶ月。
イヤイヤ期も本格的に始まる時期。甘えたい時期ですよね。
次女がお腹から出てきたあとも、次女がほぼ泣かないあかちゃんだったこともあり次女はほぼベビー布団の上で過ごしてもらうことが多く(悪く言えば放置状態)でした。
そこに重なったのがコロナ禍。
2020年2月生まれの次女は、生まれた直後に「緊急事態宣言」が発令され、ほぼ外部の人との接触は制限、そして家の中での生活を余儀なくされたため、家の中でのベビー布団の上での生活がとても長ーくなりました。
ミルク育児
私自身、そもそも母乳の出がよくなかったこともあり、早々に完ミ(完全ミルク)に切り替えました。
母乳を試してからミルクを作って・・・なんて、上の子を育てながらの毎日の中、その時の自分の心の余裕を考えたらできなかったです。
離乳食
そうそう。
離乳食作り、長男の離乳食作りが終わり、やっと大人と一緒のものが食べられるようになってきた〜と思えば、また離乳食づくりの始まり。
本やInstagramに出てくるような素敵な離乳食は作っておらず、大人用の味噌汁を作るときに多めに茹でた野菜をブレンダーでぺーストにして冷凍。
月齢が進んだら、荒目にパーストにして冷凍。
もう少し月齢が進んだら、大人の食べるものを薄味にして細かくして食べさせる。
そんな感じで3人目の離乳食は乗り切りました。
🌱旦那育児休業取得🌱

長男が2歳、次女が1歳2ヶ月の頃、旦那は1年間の育児休業に入りました。
アクティブな旦那は、子どもたちを公園に連れて行ったりしてくれていました。
でも、次女は歩き始めることが遅かったこともあり(1歳半ごろから歩き始めました)、公園へ行っても次女は抱っこ紐の中、長男は遊び回るという時が多かった記憶があります。
支援センターもない地域
地域のママが主催しているベビーサークルはありましたが、そこに旦那が参加するというということにはハードルが高かったため、必然的に公園が多かったように思います。
フレンドリーなパパだったらママが多い輪に入っていけると思いますが、なかなかその輪に入っていけるパパは多くはないと思います。
そして孤立していってしまうパパが多くなっていくのかなと思います。それは、パパ育休の課題だと思います。
長男幼稚園入園
日中子どもたち2人を家で見るということに限界を感じ始めていた旦那。
(「自分が育児休業を取得して、産後うつになる人の気持ちや、手をあげそうになる親の気持ちがわかるようになった」と言っていました。)
長男が幼稚園に入園して次女との2人の生活になりやっと次女とゆっくり遊べる日々になるかな、と思ったそう。
しかし、長男が幼稚園に入園して日中穏やかな時間が流れるようになると、次女は、日中4時間とか昼寝をするようになったよう。
長男がいる時間はよほど刺激的で、次女にとってはやっと平穏な時間が流れたと思うところだったのでしょうか。
次第に長男、長女が帰宅してくるため、また自分よりも上の子たちが優先されてしまう時間になります。
年子きょうだいで、下の子の方が大人しく、上の子の方が激しい性格の場合は、下の子は構われない場合が多いのでしょうか。
🌱共働き生活🌱

共働きになると毎日がてんやわんや。
育児休暇中だった頃の旦那は子どもたちと過ごす日中は大変だったと思いますが、私の立場からすると、家に帰ると美味しいご飯がつくられてあって、可愛い子どもたちが「おかえりー」と出迎えてくれる幸せな生活でした。
そんな生活から一変、仕事、家事、そして家に帰ってきてからは時間との勝負の毎日になります。
次女は保育園入園
長男が通っている幼稚園は、ウサギや魚を育てていたり、外での活動が多かったり、先生方の雰囲気が暖かかったりと、私が好きな雰囲気の幼稚園でした。
ですが、その幼稚園は、認定こども園ではないため、3歳からしか入園できません。
なので、長男はそのまま継続して幼稚園。
そして次女は保育園に通うことになりました。
その時期、
旦那・・・高校勤務
私・・・中学校勤務
長女・・・小学生
長男・・・幼稚園
次女・・・保育園
というバラエティー豊かな生活をおっくっていました。(行事など把握することが大っっっっっ変でした。)
保育園生活が始まった次女は、行き渋ることなどなく保育園で過ごしていました。
でも、驚いたことが。
保育園に入園して半年ほど経ったとき、担任の先生が最近の次女の様子を伝えてくれた時のこと。
「今日、⚪︎⚪︎ちゃんが喋ったんですー」と。
え!?今まで喋ってなかったの?と驚きました。
その後もたくさんお話しすることはありませんでしたが、1年間次女なりに楽しんで保育園生活を送りました。
3歳になり次女は幼稚園に転園
とても良い保育園だったのですが、長男と同じ幼稚園に通った方が送り迎えも楽になるということもあり、次女は幼稚園に転園することに。
2人で同じかばん、同じ帽子をかぶって登園する姿は最高に可愛かったです。
次女が幼稚園に入ってきてくれたことを喜んでいた長男。
たくさん気に掛けてくれ、たくさんお世話してくれていました。
長男は記憶力がよく、説明もとても上手なので、次女がどのように幼稚園で過ごしているのか細かく教えてくれて、とても助かりました。
ただ、この頃からでしょうか??
大人しいと思っていた次女は、とんでもないパワーの持ち主だったことが判明しました。
それは、きょうだいの中で1番我が強い。
いや。もしかしたら、次女は生まれてきてから3年ほどずーっと周りを観察し続けてきて、どこでどう自分自身を出していくことが1番効率が良いのか、その力を内に秘めていたのではないかと思うほど。
そして、黙っていては自分の要求が通らないこと。
3.4歳ごろからの次女は、狙ったものは奪ってでも自分のものにする、自分のものにならないと泣き喚く、暴力を振るう、そしてそんなに語彙力があったの?とびっくりするほど論破してくる。笑
内に秘めていた才能を放出し始めました。
はい、そんな生活が今日も続いています。
🌱最近の年子2人は🌱

現在、5歳と6歳になった我が家の年子ちゃんたち。
仲良く遊んでいるなと思えば、その5分後には喧嘩していることもよくある光景。
でも、仲良く遊んでいる姿は本当に可愛い。(喧嘩していても可愛い。覚えた日本語で一生懸命言い返しているなーと微笑ましくもなります。)
あと、年子2人にはお互いにライバル意識もある。
立体的な作品を作ることが上手で、機転をきかせて物事を考えることなどが得意な長男。
一方で、絵を描いたり字を描いたりすることが得意な次女。
それぞれに得意なところがあるのだけれど、
どちらかを褒める
→自分自身ができていない
という認知になりやすいため、相手を落とそうとしてくる。笑
「自分が1番でいたい」という気持ちがあるんだなと思い、それまた可愛い。
(自分に余裕がある時は「可愛い〜」と思えますが、余裕がない時は「余計な一言言うんじゃない!!!どっちもすごいでいいじゃん!!!」と私が荒くれます。)
そんな感じで我が家の年子たちは過ごしています。
そしてそんな中、4つ年の離れている自由な長女は、基本的にGo My Wayな性格で、自分の好きなことをマイペースにしながら過ごしています。
父・母・子どもたち、みんなそれぞれに喜怒哀楽豊かな我が家。
年子育児、これからも楽しんでいきたいと思います。