自分がまだ独身だった頃、あかちゃんを産んで、子どもを育てていくことに強い憧れがありました。
教員時代、保健室で接している子どもが
「親が厳しすぎる。」
「自分のことを理解してくれない。」
なんて話をしていると、
「そんなふうに子どもと関わるなんて、親としての自覚がないのではないかな?」なんて心の中で思っていました。
しかし自分が子育てをしてみると1番強く思ったことは、
親だってパーフェクトなんかじゃない!!
ということでした。
本日は、子どもが幼少期に親が子育てが大変と感じる時期と、その対策についてお話ししたいと思います。
🌱初めての育児🌱
ママ初心者🔰
子どもが0歳なら、ママも0歳です。そして、下の子生まれたとしたら、ママは2人育児0歳です。
育児書の情報や、他の人からのアドバイスはもうすでにたくさんあると思います。
でも、ママの性格、子どもの気質、家族の形、地域、時代色々な形があり、他人の育児と全く一緒なんてことはない…
と思います…。子育ては未知との遭遇だらけなんです。
0ヶ月の時は、
「なんで泣いてるの?」「母乳が足りていなの?」「暑い?肌着って何を着せたらいいの?」「うんちの色がいつもと違う気がするけど、何か大きな病気なんじゃないか?」
というところから始まります。
もう少し大きくなると、
「離乳食食べないのはどうして?」「予防接種のスケジュールって何?」「この赤いポチッとしたのは何!?」「なんでも口に入れないでー。今食べたのは体に毒?」「家具の配置が悪いから怪我しやすいのか?」
という心配事も出てきます。(昨日までソファーに乗らなかったのに、次の日いきなり乗り始めるなど、できなかったことが急にできるようになっていくため、模様替えを高頻度でしていました。旦那が帰ってきたらいつも、「また変えたの!?」とびっくりしていました。)
一つ一つの出来事が未知との遭遇で、
「本当にこれで大丈夫なのかな?」
「ちゃんと育つかな?」
と不安だらけの毎日だと思います。
しかし私は、この時期よりももっと「子育て」の大変さを感じた時期は、他にもありました。。。(もしかしたらこの小さい月齢の時期の子育ては、自分自身の産後の体調不良や気持ちの不安定さの方が優っていたのかも知れません。1日1日を生きるのに必死でした。)
大変なのは、「イヤイヤ期」
私が1番大変だと感じた時期は、「イヤイヤ期」でした。
天使だった子どもが、いきなり悪の部分を見せるようになてくるのです。
「魔の二歳児」「悪魔の三歳児」なんて言いますよね。
自分が独身の時に思い描いていた朝のルーティンはこちらです。
理想の朝のルーティンの形
👩「おはよう。」
👦「おはよう♡」(←ぐずらずに起きる)
👩「ご飯だよー」
👦「はーい」(←いい返事)
全部完食、お皿下げる。(←神)
👦「着替えてくるー。」(←自発的行動)
👦「歯磨きもバッチリ」(←見通しをもった行動)
👩「わあ、えらいねえ!」
👩「そしたら、時間だからそろそろ外行くよー」
👦「はーい」(←いい返事②)
イヤイヤ期の子供を育てたことのあるみなさん。
こんな日ありますか?こんな日はイヤイヤ期の時期、年に1回あるかないかです。
子どもは親の思った通りには動かない生き物なんです。
現実はこうです。↓
イヤイヤ期のやり取りの一例です。
👦「この服着ない!!」
👩「なんで着たくないの?」
👦「いやだから!」
👩「じゃあ、これはどう?」
👦「イヤだ!」
👩「じゃあ、こっちとこっちならどっちがいい?こっちは、ポケモン付きだよ〜」
👦「こっち!」 (👩選ばせるといいのか……。)
👩「次は靴下どうするー?」
👦「はかない!」
👩「こっちとこっちならどっちがいい?」
👦「はかない!」
👩(時間なくなってきたな・・・)
👩「じゃあ、特別のレアポケモンの靴下ー!」
👦「イヤだ!!」「幼稚園行かない!!!」
👩「じゃあ、靴下履かなくてもいい💢💢」
「とっとと外行くよ!!!🌋」
となります。
最初は優しく対応していてもだんだんこちらもボルテージが上がっていきます。🌋
しかも、イヤイヤ期の出口はいつになるのか個人差があります。イヤイヤ期なのかそれはもう子どもの性格なのか分からずに今にいたるという親も多いのではないでしょうか。
イヤイヤ期にまともに付き合っていたら自分が疲弊していきます。では、どうやって向き合っていけば良いのでしょう?
🌱子育てと向き合うために必要だと感じること🌱
環境を整える
子どもは、親の思った通りに動きません。子どもなりの言い分があるのです。
まずは生活を見直して、自分自身が改善できそうな部分を考えます。
朝ぐずぐずするなら、夜は早めに寝て早く起きるようにする。
や
朝ごはん食べたくないというなら、
一緒に買い物に行った時に、次の日の朝食べたいご飯を選ぶ。
など。
前の日に服を選んでおく。
のもいいかもしれません。できそうなところをやってみてください。
叱ってもいい
いま、「怒らない子育て」「死ななければOK子育て」「個性を伸ばす子育て」なんて本がたくさんありますよね。
言葉だけ聞くと、
「叱って育てるって今の時代にはよくないってこと?」
「叱って育てて、自分ってダメな子育てをしている?」
って思ってしまいがちですが、
「叱ってはいけない」
ということではないんです。
むしろ、
「命に関わる行動や発言をした時」
「一方的にお友達に悪いことをした時」
「同じことを何回も繰り返し注意されているのにいっこうに行動を改めない時」
は、ちゃんと叱らないといけないと思います。
前もって、子どもに「こういう時は叱るからね!」と伝えておくのもいいかもしれません。
※ちなみに、「怒る」は親の感情で子どもに強くいうこと。
「叱る」は、相手のことを思い、注意すること。と言われています。
叱ったあとは、叱りっぱなしではなく気持ちをフォローする関わりは忘れないでほしいなと思います。
自分を満たす
自分がイライラしてきたり、余裕がないときは、イライラの沸点が低くなる事も多いですよね。
まずは自分が満たされていないと、他人に優しく関わっていくことを継続していくことはできません。(一時的な優しさならできると思いますが、続かないですよね。)
「1人時間を作る」
「好きなことをする」
「美味しいものを食べる」
などをして、自分を満たしてほしいなと思います。
ここの部分については、また次回述べたいと思います。
💎子育ては必死💎
自分自身も子育ては髪を振り乱しながら必死に行なっています。
でも、きっと楽になるポイントがあるはずなのでそこを探って少しでも育児の負担が減り、子育てって楽しいなと思えるようになったらいいなと思います。
では、ご覧いただきありがとうございました。
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