子育て

出産秘話

我が家には3人の怪獣さんたちがいて、日々ワッチャワッチャ過ごしています。

今日はその怪獣さんのうちの1人、長女の誕生秘話についてお話ししたいと思います。

🌱長女を産んだ時の話🌱

🌸妊娠がわかるまで🌸

長女を妊娠したのは養護教諭本採用になって4年目の時のこと。

初任は4年で異動という鉄の掟があるので,その年は4月上旬に校長先生から『どの地域に行きたいの❓』と聞かれていました。

4月下旬。毎月生理が順調にきている私でしたが,今月生理遅いかもな〜くらいに感じていました。

毎月アプリに生理日を記録していたので,アプリを確認してみると8日遅れていると表示されていました。

4月で仕事が忙しいからかな❓と思っていましたが、翌日学校から車で退勤している途中、腰がズーンと重いし、下腹部もなんか変な感覚。なんか気持ち悪いかも、、、と次々と不調が出てきました。

そのままドラッグストアへ行き妊娠検査薬を購入。家に帰ってすぐに調べてみると妊娠の判定。まさかまさかの妊娠だったので、嬉しいという感情ももちろんありましたが、驚きの感情の方が上回っていました。

🌸初めての妊娠期間🌸

妊娠初期からあったつわり。つわりってこんなに気持ち悪くなるんだ・・・。と絶望していました。

スマホで調べるキーワードは「つわり 軽減方法」「つわり いつまで」。お醤油や麺つゆ、あとはピーマンがすごく苦手になりました。反対に食べたくなった食べ物は、あの多くの妊婦が欲するフライドポテト!!私も例外ではなくポテトに救われていました。

もう一つ、すっごく辛かった体調の変化は「腹痛」。

ただの腹痛ではなく、迷走神経反射するような。血圧が下がり、冷や汗が滝のように出てきて、全身の血の気が引き、呼吸が乱れそうになり、だんだん意識が遠のいてくる、数年に一度あるあの腹痛。あの腹痛が高頻度でやってくるのです。それが1番辛かった。

その腹痛が起きている時、お腹の赤ちゃんは大丈夫なのかすごく心配でした。「妊婦 腹痛 赤ちゃん 影響」などと調べていました。(主治医に相談もしていました👨‍⚕️)

他にも、頻尿、坐骨神経痛、肋骨の痛み、動悸など色々なマイナートラブルを抱えながらトツキトオカお腹の中の赤ちゃんの出産を楽しみに待っていました。

🌸初産にしては「分娩所要時間」が短すぎ❓🌸

予定日を過ぎても産まれる気配がなかったため、クリスマスイブの日に入院し、促進剤を使用して出産することになりました。

しかし、促進剤を使用しても良い1日の容量を超しても産まれる気配がありません。夕方に「ラミナリア」を子宮の入り口に入れることになりました。「ラミナリア」は海藻成分で出来ている棒で、自然とそれらが膨らんでいくことで子宮口を膨らませることを目的としています。

翌日朝の9時に、陣痛室へ行きお医者さんに人工破膜をしてもらい、破水させました。

陣痛室には他に夜中に陣痛が来た妊婦さんがいました。「陣痛が来たら、これが陣痛だってすぐにわかるよ。私は、辛くて朝ごはんもまだ食べられていないの。」なんて会話をしながら、私だけ朝ごはんを食べていました。

そこからは、あーーーーーっというまにお産が進み、先程の妊婦さんを追い越し出産しました。分娩所要時間(陣痛が来てから出産するまで)は脅威の3時間9分でした。

🌸みんながメロメロになったあかちゃん🌸

3000gあると言われていたけど、いざ生まれたら2600g。少し小さめで心配だったけど、元気に無事に生まれてきてくれました👶❣️

あんなに生まれたてなのに「おしっこ」「うんち」「くしゃみ」「しゃっくり」「あくび」なんだかいろんな事ができるんですよね。お腹の中で生きるための練習をたくさんしたんだなと思うと、人間ってすごい!と感激しました。

みんながメロメロになって、私たち家族はもちろん、近所の人や母の友達、みんながあかちゃんを見にきました。

自分の父は「こんなに可愛い赤ちゃんは見た事がない。」と言っていました。(あれ❓私や私の姉や妹は❓笑)

🌱出産がゴールだと思っていた私🌱

出産すると、体調がすぐに戻ると思っていた私。気の遠くなるような腹痛も治ると思っていました。

実際はそんなことはなくて、徐々に徐々に戻っていくんですね。でも、妊娠中に「出産したらこのマイナートラブルとはさよならできるんだ」と思いながら過ごしていた私は、出産したらすぐに以前のような体に戻れるんだと勘違いしてしまっていたのです。

それに加えて、一つの命を育てることの責任感と重圧。一瞬でも目を離すと気づいたら息をしていないのではないかという不安。寝ている間に何度も何度も息をちゃんとしているか確認していました(ママあるあるかな❓というか、9歳になった今でもしている。)

一つ一つが不安で、「こういう時どうするの❓」「これであってるの❓」という心配。

深夜の授乳やミルクなど続けて眠れないため疲労も溜まっていく。

身体的にも精神的にも限界がきていました。あの時期は、病院へ行っていたらなんらかの診断名がついていたかもしれません。

あかちゃんはもちろん可愛い!!けど、このような感覚がいつまで続くんだろう❓と暗いトンネルの中にいました。

当時、日当たりの悪いところに住んでいたことも、気持ちを暗くしていた要因の一つだったかもしれません。

🌱だんだんと体調が回復🌱

生後3ヶ月の時に「生理が再開」しました。一瞬、再開が早かったので、子宮に残っていた胎盤のような物が今頃出てきたのかな❓と思いましたが、れっきとした生理でした。

また、生後10ヶ月の時に母乳をやめました。

また、生後1歳過ぎの時に、日当たりの良いところに引っ越しました。

そして、よく散歩に行くようにして体を動かしお日様にあたるように心掛けていました。

すると、少しずつ体調が回復していきました。

暗いトンネルの中にいるような感覚でしたが、生きていてよかった!!と希望の光が差し込んでいるような感覚になりました。

この経験があったから、心の元気がなくなってしまった人の気持ちが理解できるようになりました。やはり人は、自分が経験して気づく事がありますよね。

💎あかちゃんとの時間はかけがえのない時間💎

すごくすごく大変な妊娠期間、そして産後でしたが、何度も言うけどやはりあかちゃんはすごく可愛い!!生まれてきてくれてありがとう。

今の自分があの頃の自分に何か言えるとしたら「そんなに気負わないでいいよ」「今の時間を大切にしてね」と言いたいですが、多分当時の自分は受け入れられなかったかもしれません。だって、今現在の自分も、それはわかっているんだけど余裕がないんだよ〜と思うからです。

その後2人産むこととなります。その話は後日。

ご覧いただきありがとうございました。

木のおままごと ウッディプッディ
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